脱酸素剤・アルコール揮散剤脱酸素剤・アルコール揮散剤は、食品包装に封入されて食品の安全を守っています。

脱酸素剤・オキシーター®(OXY-EATER®

酸素を食べるオキシーター®(OXY-EATER®)は、食品包装中の酸素を吸収して、カビ・酸化・害虫による被害を防ぎます。
小袋の中の成分によって、大きく鉄系と有機系に大別されます。

鉄系・自力反応型

鉄系の脱酸素剤は鉄の酸化反応(鉄が錆びて酸素と結びつくこと)を利用して、食品包装中の酸素を除去しています。
自力反応型は、酸素に触れると直ちに酸素吸収を開始するタイプです。

鉄系・水分依存型

鉄系のうち、水分に接してから酸素の吸収を開始するタイプです。

有機系

エリソルビン酸ナトリウムというビタミンCに似た成分を利用しています。
これが酸素と結びつくことで食品包装内の酸素を除去しています。
金属探知にかからないという特長があります。

酸素検知剤

色の変化により簡単に酸素の有無を確認できます。
食品メーカーにおける出荷時に、適切に酸素が除去されているか確認するために利用されています。

  • ※脱酸素剤使用時には酸素透過度の低い包材をご使用いただく必要があります。また、酸素のない状態で生育する微生物が存在しますので、食品添加物と適切に併用していただくことをお薦めします。

アルコール揮散剤・ETパック®

ETパック®は、食品包装内にアルコール(エタノール)を揮散させ、食品の品質を保持します。微生物、特にカビの抑制に有効です。

SMタイプ

包材が紙の一般的なタイプです。

SXタイプ

当社独自の、包材がPETのタイプです。
食品に貼りつきにくい、耐油性が高いといった特長があります。

  • ※アルコール存在下でも生育できる微生物が存在しますので、適切な食品添加物との併用をお薦めします。

脱酸素剤「オキシーター®」、アルコール揮散剤「ETパック®」の安全性については、こちらをご覧くだささい。